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Resistance in Life !

「生き方としてのレジスタンス!」と言ったら大袈裟だけど、そうありたいな〜って、ちょっぴりまじめに考えている、30代半ばの、とあるオッサンの日記です。
http://www.teruyuki-tanaka.net/
4月のテーマ「戦略は細部に宿る」
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裾野
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     ここ数日、腰が痛い。おそらく、環境の変化と疲れが原因だろう。井上さんが格安でいいマッサージ屋を知っているというので、行ってみることに。 昨日このことをちらっと話したところ、立ち所に女性アーティスト達が一緒に行きたいと言い出した。なので、今日はタクシー2台、計6名で向かうことになった。

     着いてみると、以前井上さんが行かれた時に比べ、値段上がりしていた。しかもスタッフの人数の関係で、同時に施術を受けられるのは2人まで。どうしようかと悩んだが、すぐ近くに別な店もあるという。それで二手に分かれて、2名、4名マッサージを受けることになった。
     2名部隊は、私とタイのアーティスト、アオ。最初の30分は足裏マッサージ。彼女と並んでゆったりとしたソファーに座り、足湯に浸かる。その際、彼女から11月にタイのチェンマイで行われる別なパフォーマンスアートフェスティバルの誘いを受けた。
     聞くと、オーガナイザーはチュンポン・アスピック氏。かつて2度お会いしたことがある。10年前、そして6年程前だったか。
    同氏はこのフェスティバルのアートディレクターであり、その時も開催する意義を聞いた記憶がある。
     これも何かの縁か。さらに詳細を聞くと、今回のコンセプトは「におい」だという。端に「におい」と受け取るよりも話を総合的に捉えると、「アジアのにおい」という大きなテーマを示唆していた。やりがいを見い出せる話だ。経済的なことは後回しにして、二つ返事でOKした。

     マッサージの後、日本人3人で行動することになった。中央美術学院で蔡国強さんの講演があるという。昼食を済ませて少し覗いてみることに。しかし、終わっていた。しかも午前中に。残念ではあったが、急な話だったし仕方ない。近くの井上さんのアパートに寄り、同居している古川万里ちゃんも合流。
     万里ちゃんのグループ展が目下開催中。せっかくなので行ってみることにした。現地で頑張る日本人の発表だ。応援しよう。全員でタクシーに乗って向かう。
     結構遠かった。798藝術区からさらに離れている。窓から見える景色は殺風景。田舎を彷彿させる。そこに最近建設されたと思われる新区域が現れた。規模の大きなメインギャラリー、さらに取り巻く形でいくつかのギャラリーがある。アトリエ兼居住スペースの棟もあり、将来的には798に続く芸術区を目指しているようだ。
     先日、何玲のアトリエを訪れたことを思い出した。建物の作りこそ違うが、アートにまつわる不動産として、使われ方は同じだ。北京にはこの手の敷地が急増中だと聞いた、そのうちの1つなのだろう。

     作品を見て回る。映画「長江哀歌」絡みのものがあった。私もこの映画は既に東京で見ていた。写真数点と、いくつかブースを設けて、何シーンかをプロジェクター上映している。ただ客があまり来ないみたいで、我々が入ると、慌てて準備する有り様だった。
     屋外では、モノクロの世界国旗。不気味な存在感。数多くはためいている。今日唯一面白いと思った作品だ。こういう規模の大きなことをやらせてもらえるのは、北京の凄いところだ。本当に羨ましい。
     だが肝心の作品はというと、いいもの例外と言える程、どっちでもいいものばかりだった。大きいものもガンガンやれる条件の良さがある一方で、なぜか作品には感動させられないのだ。
     それでも展覧会が尽きないのは、北京ではアートが金になるからだ。来年のオリンピック、その後の上海万博まで、経済が急騰する限りは連動すると予測されている。
     そして、やがては経済成長が鈍詰まりになる時、自ずと淘汰の時代に入る。新たに出てくる者は、質で攻めぎ合うことが一段と求められるだろう。

     とは言え、北京のアートシーンは裾野が広い。質的にも、将来的にも、どうなっていくのか、はっきり分からない。
     
     ただ間違いなく言えることは、「今が青春」ということだ。
     
     
     

     
    | - | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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