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Resistance in Life !

「生き方としてのレジスタンス!」と言ったら大袈裟だけど、そうありたいな〜って、ちょっぴりまじめに考えている、30代半ばの、とあるオッサンの日記です。
http://www.teruyuki-tanaka.net/
4月のテーマ「戦略は細部に宿る」
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筑紫哲也さん 追悼
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     午後から赤坂のグランドプリンスホテルで催された、ジャーナリストの筑紫哲也さんのお別れ会へ。
     訪れた方々がたむけた何百もの白いカーネーションが連なる。そしてその先に筑紫さんの大きな遺影。改めて亡くなられたことを強く実感する。  

     私も献花し、手を合わせた。ほんの数回だが、気さくにお話させて頂いたことを思い出す。筑紫さんは政治にも経済にも文化にも精通し、しかも現代アート通でもあった。私はずっとそんな筑紫さんに憧れていた。
     以前筑紫さんの講演会に出掛けた際、ご本人を前に初めて自己紹介をさせてもらった。しかしその時の私の活動は停滞していた。お誘いする展覧会やイベントなどの予定はなかった。「是非来てくださいよ」と言えない。せっかく稀に見る好奇心満々の人がいるのに、何の手招きも出来ない。憧れの人を目の前にして、何とも惨めだった。
     その翌週、またも筑紫さんと会う機会に恵まれた。しかしこの時も「来てください!」と、声を掛ける活躍の場は全く持ってなかった。
     行動というカードを常に持ち合わせていない自分が、ここまで情けなく思えた日は今までなかった。
     しかもその日は、帰りの電車でも同じ車両に。私は思わず気がつかない振りをして背を向けたが、何と偶然にも、筑紫さんは私の隣にやって来て、連れの人と立ち話を始めた。
     筑紫さんが私のことをさっきの奴だなと、気付いたかどうか分からない。だがこちらの胸の内しては、自分の情けなさから、即、扉を開けて車外に飛び逃げたい気持ちだった。
     
     そのくらい、知性と好奇心と行動を武器に飛び回る、この大の大人へ憧れていた。今でもその気持ちは変わらない。

     お亡くなりになられる最後の最後まで、本当に格好良かった。

     もちろん、私の中では、筑紫さんはこれからも生き続けていく。




    | - | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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